ドルフィンおきなわ

おきなわライフをゆるゆるとたまにコラムで。ときどきダイビングのはなし。

「るるぶニスト」のこと。


24時間365日営業。

コンビニのことではない。

 

沖縄には、フレンチ、イタリアン、中華、和食等と並んで、 “

うちなー(沖縄)食堂” というジャンルが存在する。

すっかりガイドブックの常連となった 今はなき、デカ盛りの有名店「波布食堂」。

 

安室奈美恵が幼少期に通った、全くもって “軽食” が出てこない「軽食の店ルビー」。 (出てくるのは、むしろ “重食” )を始め、

 

「花笠食堂」「高良食堂」「あやぐ食堂」「やんばる食堂」等、 “〇〇食堂” と名乗るお店から、 「三笠」「みかど」「丸仲」「ハイウェイドライブイン」等、 食堂と付かないお店まで、一大派閥を築いている。

 

すべての店舗が、24時間365日営業という事ではないが、 那覇中心部にある「一銀食堂」さんは、(ランチタイムよりも、混んでない?)というくらい、 飲んだ後の〆客、営業終了後の飲食店関係者の皆さん、 竜宮城で働く姫様たちで、早朝5時~6時は、ごった返している。

 

どのお店も、かなりの高確率で、 個性的な党首=『オバァ(or オカァ)』がいて、 それが “うちなー食堂” という巨大政党最大の魅力となっている。

 

  • Aランチ・Bランチ・Cランチ、夜でも食える問題 (↑Cが標準ランチ、Bがちょっと贅沢、Aが全部盛りのフルコース)
  • 単品感覚オーダーで、痛い目に合う事件 (↑「〇〇定食」と記載はないが、デフォルトでご飯&汁物が付いてくる)
  • 「みそ汁&「おかず」二大・不思議ちゃん騒動 (↑という独特のメニューがある)

 

と、うちなー食堂ネタは、色々とあるのだが、 私の中での最大の出来事は「人間、知ったかぶりをしてはならぬ事変」である。

 

沖縄へ移住して、1年ほどが過ぎようとしていた、とある昼時。 昼食のため、某うちなー食堂へ。

 

地元客でほぼ満席の中、 麦わら帽子をかぶった、女性2名の『るるぶニスト』が登場。 (↑るるぶ沖縄を引っさげて歩いている人を、個人的にこう呼んでいる)。

 

A子は、写真をバシャバシャ撮りつつ、 B子は、キャッキャ言いながら、メニューを選んでいる。

このお店にも、観光の方が来るようになったのか~。沖縄生活にも慣れ、すっかりベテラン気取りで カウンターで食事をとっていた。 まさか、その後、あんな事態になるとも知らずに。

 

「あのぉ〜、すみません。この “ちゃんぽん” って何ですか?」 B子が、私に尋ねてきた。

 

私「麺ですよ」

 

うちなー食堂経験が浅かった私は、鼻高々に、そう回

答。

・・・長崎ちゃんぽん。 (以外、選択の余地ナシの脳内)。

まさに、大失態。

 

ざわつく店内。 カウンター奥で、せっせと料理を作っていたオバァの手が止まる。 そして、一斉に飛ぶ怒号。

 

「えぃ、にーにー、違うよ。死なすよ」

 

当然、『るるぶニスト』のお二人は、目が点に。

 

沖縄において、「死なすよ」は、 「このヤロー」「もぅ~殴るよ」「(軽く)ぶっ飛ばすぞ~」 のニュアンスで使われるフランクな日常ワード。

関西で言うと「あほちゃう、しばくで、しかし」くらいのご挨拶。 (だと認識している)。

 

沖縄には「ちゃんぽん」というメニュー

がある。 野菜炒めを卵でとじたものが、ご飯の上に乗っている一品。

 

麺ではない、誰がどう見ても、米である。

沖縄へお越しの際は、どうかご注意いただきたい。

 

 

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沖縄ちゃんぽん