ドルフィンおきなわのコラム

一年限定、月に2~3回、ゆるゆる更新。くすっと笑えて、ときどきダイビングのはなし。

避暑地のこと

 


夏、到来。

 

「沖縄に住んでいて良かった」

と最も感じられる季節。

 

青い空、青い海、これぞ沖縄だぜ!
という風景が拡がるシーズン。

 

ベテラン沖縄移住者、在住者であっても、この季節の沖縄はやっぱりいいな、
美しいなと、毎年感動する。

 

8月に入り、観光シーズンもピークに。

那覇空港に着いた瞬間、皆さんテンションが爆上がり。
いわゆる、‟沖縄マジック”に掛かった方達で空港はごった返している。

 

「やっぱ、沖縄あちっーぜぇ!!」

 

那覇空港に到着する方々の8割が発しているであろう、このセリフ。

 

あぁ、あの方もこの方も、早くも‟沖縄マジック”に掛かってしまっている。

皆さん、沖縄はどれだけ暑くても、32度を超えることはほとんどないのですよ。
最高気温は、内地(沖縄県外)の方が圧倒的に高いのよ。

 

‟沖縄マジック”に掛かった方達を横目に見ながらいつも心の中でそうつぶやいている。

 

ーーー
‟沖縄マジック”に掛かった方々が目指すのは、もちろん、海。ビーチ。

沖縄には、本島、離島とも無料のビーチがまだまだたくさんあるので、
レンタカーを借りて、お目当てのビーチに向かうなんてことが観光客デフォルト。

 

家族連れはもちろんのこと、この時期はひと夏の恋を求めた若者たちも。

沖縄女子、沖縄男子とのビーチでのあま~い出逢いを求めて・・・
なんていう血気盛んな若者たち。

 

 

 


素晴らしいね、若いって。

 

 

 


でも、おじさんから一言アドバイスを。

沖縄のビーチにいる、ビキニギャルと海パン男子は残念ながらすべて君たちと同じ観光客だ。

 

地元民は水着を持っていない。

 

地元民は日焼けを嫌う。

 

雨傘はささないが、日傘はバッチリさす。

 

これ、都市伝説ではなく、紛れもない、事実。

‟沖縄マジック”に掛かった方たちが無料ビーチで黒焦げになるべく、
表に裏に、焼肉さながら必死にひっくり返っている姿をみると、

 

「いやいや、マジで火傷するよ」

 

と、一人ひとりにやさしく注意して回りたくなる。

 

全身が真っ赤になって、日焼けではなく火傷状態で病院に行く人があとをたたない。
それだけ、この時期の沖縄の日差しは強いのである。

 

それもあり、沖縄の子供たちや学生は「泳ぐ」ではなく、部活着のまま、Tシャツや短パンでそのまま海に飛び込んで、「遊ぶ」。

 

しかし、社会人、大人になってビーチでパチャパチャ系の沖縄人は皆無。
特にお盆(沖縄では旧盆)の時期は100%の確率で沖縄の方は、海には入らない。

入っている人がいればそれは高い確率で内地から来た、我ら沖縄移住者だ。

 

どうしてもビーチで地元民と「仲良くなりたい」のであれば、水着ではなく日焼け対策バッチリの普段着でビーチに来ている女子を狙うべし。

 

ーーー
さて、無料ビーチでパチャパチャも良いが、
せっかく沖縄に来たからには、いろんな海を楽しんでほしい。

 

観光ガイド、メディアの影響等もあり、沖縄=慶良間(ケラマ)諸島、または青の洞窟というイメージがあるが、もちろん沖縄はそれだけではない。

 

ご存知、沖縄県は、縦に細長い。
南部、中部、北部それぞれで海を楽しめるポイントは山ほど存在する。

 

一口で、「海を楽しむ」と言っても、その楽しみ方は千差万別。
午前中だけ、午後だけ、海に出る。


ビーチから入る、ボートに乗って行くなんてことも可能だ。

沖縄の海をフルで満喫するには、専門のガイドやショップにアドバイスを求めた方が良い。

沖縄の海のコンディションは変わりやすい。
時期により、海況により、南部、中部、北部でベストなポイントを彼らに選んでもらうべき。

 

天気予報は見るが風予報や海況チェックまでする観光客はほぼ皆無。

 

「いえーい、明日も晴れだぜ」
「なんでこんなに晴れているのに、〇〇に行けないんですか?」

 

‟沖縄マジック”に掛かった方たちがよく発する言葉。

天気は良いが、海況がダメなんてことは往々にしてある。
沖縄の海を思う存分、満喫したければ、我々プロにお任せするのが一番なのである。
その日のベストな沖縄の海を彼らが楽しませてくれる。

 

今日の沖縄も晴天。31度。
さぁ、35度超え、猛暑のコンリートジャングルを抜け出し「避暑地の沖縄」へどうぞ。

 

 

f:id:dolphin-okinawa:20190818143422j:plain