ドルフィンおきなわのコラム

一年限定、月に2~3回、ゆるゆる更新。くすっと笑えて、ときどきダイビングのはなし。

浅はかさのこと。

 


 

『ちゅら○○』 『○○ちゅら』 ネーミングが、浅はか過ぎるこの傾向。

 

某エアラインによくお世話になるが、 沖縄行きの機内で希望者に配布された、 例の冊子も『ちゅら○○』。 果たして、『ちゅら○○』という、 アホのひとつ覚えワードに “沖縄感” を 感じている観光客は、 一体、どれくらいいるのだろうか。

 

『ちゅら』は、「美しい」という意味で使われることが多いが、 本来『ちゅら』=「清い」という意味。 心が清い人などに「心がうつくしい」 という表現で使っていたらしい。 本来のその言葉が持つ、素晴らしい意味合い を理解して使っているだろうか。疑問である。

 

この手の浅はかネーミングをつける企業は、 業種業界問わず、東京等で話題になったものを、 ほぼ何の調査もなし、スルーで沖縄に落としてくる。

 

「イケイケドンドン進出パターン」 もしくは、 どこかの事業フレームをパックンチョして、 サービス・商品の名称だけを微妙にアレンジ。 さも、自分たちで新たに企画・開発したモノ!のようにして、自信満々で売り出しちゃう「パクリ沖縄企業パターン」

このどちらかが、多い気がする。 「え?これの何が新しいの?」 「何年前のサービス?」 「名前が違うだけじゃね?」 無駄にリリースを出し、暇ネタで困っているメディアに取り上げられ、大きく勘違い。 そして、胡散臭さムンムンの 輩 たちに、その臭いを嗅ぎつけられ、 「よろしければ、コンサルに入りましょうか?」 と、キラーワードを耳打ちされる。 そして、あっという間に、 「深く感銘を受けました」「ブレーンとして認定させていただきます」「ビバ!ノマド!」 と、汚染されてしまう。

 

気がついたときには小金を持って、彼方へドロンしており、泣く泣くサービス撤退へ。 この度は、ご愁傷様でした。 お宅の社員これからどうしまんの? という、実に痛々しい負のループが、 ぐるぐると巻き起こっている。

 

そこまでして、 “沖縄感” を演出するネーミングが必要なのだろうか。 仮に必要だとしても、他サービスと差別化するなら、 私は『ちゅら○○』という選択肢は、まず考えない。 (そもそも清くもないし・・・むしろ、薄汚れてる) “沖縄感” を表現する文言は、他にもあるはず。 それも、誤った沖縄のイメージを与えないことが大切。 で、ちょっと、考えてみた。

 

●青い空 → 晴天率低い

●毎晩朝まで飲んでいる → 飲んでない

●時間にルーズ → 普通に出勤

●年中海で泳いでいる → 夏だけ

●酒は泡盛→ 日本酒・ワイン・バーボンetc

●めんそーれ → 「いらっしゃいませ」

●みんな三線が弾ける → 弾けない

●暑い → 夏は全国の方がよっぽど暑い

●長袖は着ない → 冬は着まくる

首里城→ 行かない

ゴーヤーチャンプルー → 夏だけ。フー・ソーミンも食う

●サーと語尾に付ける → それって日本語ですか?

●ビールはオリオン → アサヒ・キリン・サントリー・サッポロ

 

そして、怒涛の4連発

●パイナップル → はい、食わない

●マンゴー → はい、食わない

●ちんすこう → はい、食わない

海ぶどう → はい、食わない

 

こう並べてると、

他の地域とさほど何も変わらない気がする。

 

さて、どうするか。

沖縄の日常会話で溢れているリアルなもの。

ジャンル問わず、ザザッと書き出してみる。

 

でーじ

しに

だからよ

タマン

ミーバイ

ポーク

Cランチ

霧の紅茶

島(酒)

揚げ物

ビーチパーリー

魅川憲一郎

 

商品名・店名・個人名は、さすがに除くとして、

●でーじ、しに、だからよ ・・・日常うちなーぐち候補者

●タマン、ミーバイ ・・・沖縄も魚獲れるし、食いますけど 候補者

●Cランチ ・・・私、うちなー食堂の社長的ポジションです 候補者

●ポーク ・・・スパムは、ホーメルフーズさんの商品名でっせ 候補者

●ビーチパーリー・・・ 夏の定番はこれでしょ 候補者

 

以上に絞られた。

 

一次選考の結果、 『しに』は、ちょっと響きが怖がられそうなので却下。

『Cランチ』は、ABCランチ問題に発展するので却下。

『ビーチパーリー』は、夏だけなので却下。

 

残る候補者は、5名。

『でーじ○○』 『だからよ○○』 『タマン○○』 『ミーバイ○○』 『ポーク○○』

 

では、実際に当てはめてみよう。

 

・タマンのバター焼き

・ミーバイの煮付け

・ポークたまご

 

まずい、どうしても料理名になってしまう。

 

『タマン』『ミーバイ』『ポーク』候補者は、残念ながら、ここで落選。

 

 

最終決戦は、『でーじ』or『だからよ』

 

さて、その勝者は、 ♪ ダカダカダカダカ…(←ドラムロール)

 

デンッ!

 

言葉の汎用性、使用頻度を踏まえ 『だからよ』候補者の優勝!

 

急増中のインバウンド観光客も考慮。

今後のグローバル展開も睨んで、横文字に。

 

『DAKARAYO』

『OKINAWA DAKARAYO AQUARIUM』

『DAKARAYO MANGO』

『TOYOSAKI DAKARAYO BEACH』

 

無理矢理感満載だが、いかがだろうか。

(浅っ!まだまだ修行が足りない。「だからよー!」)

 

 

 f:id:dolphin-okinawa:20191029092726j:plain