ドルフィンおきなわのコラム

一年限定、月に2~3回、ゆるゆる更新。くすっと笑えて、ときどきダイビングのはなし。

コラーゲンのこと。

 

諸々、終えて沖縄へ。

 

 

羽田空港で、おそらくこれから沖縄出張に行かれるのであろう

キャリアウーマンらしき女性2人が、『テビチ』について熱く語られていた。

 

磯野貴理子を縦に伸ばして、2回くらい洗濯。

天日干しして、アイロンをかけた感じ。の美しいご婦人。

 

新小岩あたりの喫茶店で、ナポリタン大盛りに

粉チーズを山盛りかけてそうな感じ。の美しいご婦人。

 

 

(そういや、今週、久々に『テビチ』食ったな)

と、思い出しながら、家政婦のごとく、市原悦子気分で耳を澄ませていた。

 

 

貴理子

「見た目は、ちょっと・・・だけど、美味しいよ」

 

ナポリタン

「足でしょ?味の想像がつかない〜」

 

貴理子

「コラーゲンの塊だから、絶対食べるよ」

 

ナポリタン

「女2人で、豚足くださいって注文するの?」

「ちょっと恥ずかしくない?」

 

貴理子

「テビチください、って言えば大丈夫」

 

 

 

 

 

テビチ、テビチ、テビチ。

 

 

 

 

 

『テビチ』=『豚足』

と、訳されることが多いが『テビチ』は、料理名。

『手引き』の訛りで“煮込み料理” を意味し、本来、豚足という部位そのものを表す

言葉ではないらしい。

 

正確には、『テビチ』ではなく『ティビチ』。

豚足を “使わない” 煮込み料理も、『ティビチ(ウティビチ)』と言い、

豚足の煮込み料理は、『足(アシ)ティビチ』と呼ぶそう。

 

また、同じ豚足でも、

足先(ヒヅメ)の部位だけを指す『チマグ』と呼ばれるモノもある。

 

 

 

 

 

たかが足、されど足。

意外に、ややこしい。

 

 

 

 

沖縄で豚足は、おでんや汁物、煮付け料理にして楽しまれていることが多いが、

私は、“焼き” か、“揚げ” もオススメしている。

表面カリッカリ、酒のアテとしては抜群。骨付きで提供される。

 

 

ナポリタン

「へぇ〜、テビチって言うんだ!」

 

 

貴理子

「去年行った時は、6頭分位、食べたかも」

 

 

貴理子さん、ナポリンさん、思う存分、豚足に、むしゃぶりついてください。

 

今回は、頭数二桁超えされることを陰ながらお祈りしております。

 

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浅はかさのこと。

 


 

『ちゅら○○』 『○○ちゅら』 ネーミングが、浅はか過ぎるこの傾向。

 

某エアラインによくお世話になるが、 沖縄行きの機内で希望者に配布された、 例の冊子も『ちゅら○○』。 果たして、『ちゅら○○』という、 アホのひとつ覚えワードに “沖縄感” を 感じている観光客は、 一体、どれくらいいるのだろうか。

 

『ちゅら』は、「美しい」という意味で使われることが多いが、 本来『ちゅら』=「清い」という意味。 心が清い人などに「心がうつくしい」 という表現で使っていたらしい。 本来のその言葉が持つ、素晴らしい意味合い を理解して使っているだろうか。疑問である。

 

この手の浅はかネーミングをつける企業は、 業種業界問わず、東京等で話題になったものを、 ほぼ何の調査もなし、スルーで沖縄に落としてくる。

 

「イケイケドンドン進出パターン」 もしくは、 どこかの事業フレームをパックンチョして、 サービス・商品の名称だけを微妙にアレンジ。 さも、自分たちで新たに企画・開発したモノ!のようにして、自信満々で売り出しちゃう「パクリ沖縄企業パターン」

このどちらかが、多い気がする。 「え?これの何が新しいの?」 「何年前のサービス?」 「名前が違うだけじゃね?」 無駄にリリースを出し、暇ネタで困っているメディアに取り上げられ、大きく勘違い。 そして、胡散臭さムンムンの 輩 たちに、その臭いを嗅ぎつけられ、 「よろしければ、コンサルに入りましょうか?」 と、キラーワードを耳打ちされる。 そして、あっという間に、 「深く感銘を受けました」「ブレーンとして認定させていただきます」「ビバ!ノマド!」 と、汚染されてしまう。

 

気がついたときには小金を持って、彼方へドロンしており、泣く泣くサービス撤退へ。 この度は、ご愁傷様でした。 お宅の社員これからどうしまんの? という、実に痛々しい負のループが、 ぐるぐると巻き起こっている。

 

そこまでして、 “沖縄感” を演出するネーミングが必要なのだろうか。 仮に必要だとしても、他サービスと差別化するなら、 私は『ちゅら○○』という選択肢は、まず考えない。 (そもそも清くもないし・・・むしろ、薄汚れてる) “沖縄感” を表現する文言は、他にもあるはず。 それも、誤った沖縄のイメージを与えないことが大切。 で、ちょっと、考えてみた。

 

●青い空 → 晴天率低い

●毎晩朝まで飲んでいる → 飲んでない

●時間にルーズ → 普通に出勤

●年中海で泳いでいる → 夏だけ

●酒は泡盛 → 日本酒・ワイン・バーボンetc

●めんそーれ → 「いらっしゃいませ」

●みんな三線が弾ける → 弾けない

●暑い → 夏は全国の方がよっぽど暑い

●長袖は着ない → 冬は着まくる

首里城 → 行かない

ゴーヤーチャンプルー → 夏だけ。フー・ソーミンも食う

●サーと語尾に付ける → それって日本語ですか?

●ビールはオリオン → アサヒ・麒麟サントリー・サッポロ

 

そして、怒涛の4連発

●パイナップル → はい、食わない

●マンゴー → はい、食わない

ちんすこう → はい、食わない

海ぶどう → はい、食わない

 

こう並べてると、

他の地域とさほど何も変わらない気がする。

 

さて、どうするか。

沖縄の日常会話で溢れているリアルなもの。

ジャンル問わず、ザザッと書き出してみる。

 

でーじ

しに

だからよ

タマン

ミーバイ

ポーク

Cランチ

霧の紅茶

島(酒)

揚げ物

ビーチパーリー

魅川憲一郎

 

商品名・店名・個人名は、さすがに除くとして、

●でーじ、しに、だからよ ・・・日常うちなーぐち 候補者

●タマン、ミーバイ ・・・沖縄も魚獲れるし、食いますけど 候補者

●Cランチ ・・・私、うちなー食堂の社長的ポジションです 候補者

●ポーク ・・・スパムは、ホーメルフーズさんの商品名でっせ 候補者

●ビーチパーリー・・・ 夏の定番はこれでしょ 候補者

 

以上に絞られた。

 

一次選考の結果、 『しに』は、ちょっと響きが怖がられそうなので却下。

『Cランチ』は、ABCランチ問題に発展するので却下。

『ビーチパーリー』は、夏だけなので却下。

 

残る候補者は、5名。

『でーじ○○』 『だからよ○○』 『タマン○○』 『ミーバイ○○』 『ポーク○○』

 

では、実際に当てはめてみよう。

 

・タマンのバター焼き

・ミーバイの煮付け

・ポークたまご

 

まずい、どうしても料理名になってしまう。

 

『タマン』『ミーバイ』『ポーク』候補者は、残念ながら、ここで落選。

 

 

最終決戦は、『でーじ』or『だからよ』

 

さて、その勝者は、 ♪ ダカダカダカダカ…(←ドラムロール)

 

デンッ!

 

言葉の汎用性、使用頻度を踏まえ 『だからよ』候補者の優勝!

 

急増中のインバウンド観光客も考慮。

今後のグローバル展開も睨んで、横文字に。

 

『DAKARAYO』

『OKINAWA DAKARAYO AQUARIUM』

『DAKARAYO MANGO』

『TOYOSAKI DAKARAYO BEACH』

 

無理矢理感満載だが、いかがだろうか。

(浅っ!まだまだ修行が足りない。「だからよー!」)

 

 

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貞子のこと

10月に入り、 

沖縄も、朝晩は、いくぶんか涼しくなってきた。

 

夏の風物詩?『路上寝』姿を晒す人たちも、段々と減ってくる季節だ。

 

 

「沖縄は凍死しないから」

(冬はそこそこ寒いので、そんなことはない気もするが)

 

「終電文化がないから」

 

オトーリがあるから(※)」

 

 

特に夏場は、ヘベレケになって

車道や歩道で眠ってしまっている “ネムラー” の方をよくお見かけする。

 

公園や駅のベンチではない。

あくまでも、“ネムラー” の聖地は『路上』である。

 

 

ちなみに、この『路上寝』。実は、道路交通法76条違反。

『道路における禁止行為』に該当し、

違反者には、5万円以下の罰金が科せられるそう。

 

罰金よりも何よりも、路上寝によって車との接触死亡事故も毎年後を絶たない。

 

 

オトーリがあるから(※)」

の、宮古島警察署では、2012年頃から、『路上寝』パトロールを強化し、

該当者には『警告書』を出しているらしい。

 

 

オトーリ(御通り)は、宮古島で行われる飲酒の風習。

その日の参加者の中の『親』が、立って口上を述べた後、

同じ杯に酒を注ぎ、隣の参加者に渡す。

注がれた酒を飲み干し、杯を黙って『親』に返す。

『子』は『親』から受けた杯を一気に飲み干さなければならない。

『親』と『子』が延々変わり続け、ひたすら飲み続けるという地獄のイッキ飲みの風習で、ついつい深酒してしまうという流れ。

 

 

 

 

私が目撃した中で、

最も強烈だったのは、『貞子3D~沖縄路上編~』。

 

雨がザーザーと降る、深夜27時。

路上に、天を仰いでいる、とある物体が。

 

恐る恐る近づいてみると、

口を全開に開き、空に向かって寝ている、20代女性の姿。

 

ご自慢のロングヘアーが、貞子ばりに

顔面や路上にベッタリと貼りつき、

白地のスカートも半分めくれ上がっている。

気持ち薄目で白眼を剥き、今にも口から魂が出て行きそうな面持ちだ。

 

「え?ご臨終系?」

「彰晃さん?ポア中?」

「リング? 3D続編撮影中??」

 

我々は、某店の周年祭のお祝いを終え、

男女数名で、移動している最中。

 

沖縄は狭いもので、そのうちの1人が、

この貞子さんと知り合いだったので、

すぐに、彼女を叩き起こし、タクシーに乗せた。

 

沖縄とて、『路上寝』は、財布等が盗まれる可能性もある。

 

『立つ鳥跡を濁さず』

 

せっかくの沖縄旅行。

醜態を晒すほどの飲酒、“貞子3D” の撮影は、お控えいただきたい。

自戒の念を込め・・・。

 

肉のこと。

 



肉肉肉肉肉肉まつり。

 

「何系食べたいすか?」

「肉」

 

やはり沖縄は、『魚』ではなく、『肉』のイメージが強いのだろうか。

もしくは、私の周りに、肉食の方々が、たまたま多いだけなのだろうか。

 

肉リクエストが、すこぶる多い。

 

 

『沖縄で、肉と言えば、豚』。

アグー豚の知名度が『沖縄=豚』というイメージを作ったのだろう。

 

沖縄県の豚肉の消費量は、年間1人あたり13.1kg。

これは全国平均の1.4倍の量にあたる』という、出典元不明の怪しい情報まで、あちこちのサイトに転がっている。たぶん、これ、どっかのブログをコピペしまくった結果。

 

皆、同じことを書いてる。

ソースが同じ臭い。

そして、嘘臭い。

 

 

「アグー豚!で、しゃぶしゃぶさせろ」

 

ラフテー!で、トロトロさせろ」

 

「テビチ!で、プルプルさせろ」

 

「ポークたまご!で、モーニングさせろ」

 

「豚の丸焼き!で、画だけ撮らせろ」(てか、日常的には食えないから)

 

 

湧き上がる豚肉コールを浴びせられるが、

 

 

 

 

 

実は、沖縄県は、豚肉消費量日本No.1 ではない。

 

 

 

 

 

 

総務省の家計調査・豚肉消費量ランキングによると、消費量が最も多いのは、北海道(23,882グラム)。2位以下は新潟県青森県秋田県静岡県と、東日本勢が上位を占める。

 

沖縄県は、18,680グラムで、全国17位。

1世帯あたり豚肉消費量の全国平均は19,075グラム。

全国平均の1.4倍どころか、むしろ平均以下である。

 

 

消費量で、豚肉に続くのは、鶏肉。

沖縄県は、11,665グラムで、全国43位。

最も消費量が多いのは福岡県で、19,288グラム。

2位以下は、宮崎県、鹿児島県熊本県大分県佐賀県と続き、上位6県を九州勢が固める。

 

ちなみに、沖縄県では『鶏(とり)』とは言わず、『チキン』と呼ぶ。

 

ゴールデンペア『いなりとチキン』が思い浮かぶが、1世帯あたり鶏肉消費量全国平均は14,484グラム。こちらも沖縄は全国平均以下。

 

 

ラストは、牛肉。

沖縄県は、消費量6,955グラムで、全国22位。

1世帯あたり牛肉消費量の全国平均は6,810グラムで、牛も全国平均以下。

消費量首位は、奈良県10,617グラム)。

2位以下は、京都府大阪府和歌山県広島県と続き、

関西全県がトップ10に入っている。

 

アメリカ文化が色濃い沖縄。

ザッツ アメリカン” なステーキ屋もあれば、

石垣牛宮古牛・もとぶ牛などのブランド牛も輩出。

 

『いきなりステーキ』も沖縄初出店を果たし、ステーキ屋のオープンラッシュ。

「ケンミンショーのネタ」だと思っていた、『〆のステーキ』を体現できるお店が増えてきた。

 

全国的には、『東は、豚肉。 西は、牛肉。 鶏は、九州』という分布。

 

沖縄県で見ると、

消費量は、豚(18,680g鶏(11,665g牛(6,955g)の順。

ランキング順位は、豚(17位)牛(22位)鶏(43位)の順。

 

豚肉が沖縄で最もポピュラーなのは正解のようだ。

 

 

なお、同じ調査で、沖縄県が消費量日本No.1のモノがあった。

 

それは、『ベーコン』である。

 

1世帯あたりベーコン消費量の全国平均は1,479グラム。

沖縄県は、2,152グラムと全国平均の約1.5倍。

 

 

よって、

 

沖縄県のベーコンの消費量は、年間1世帯あたり1.5kg これは全国平均の1.5倍の量にあたる』

 

に、書き直してはいかがだろうか。

 

 

という事で、当店のお客様で、沖縄にお越しの際は、

国際通りのシャリシャリと凍ったアグー豚ではない、

『ちゃんと美味い、豚肉』のお店を紹介します。

 

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かんぞうのこと。

 


 

 

 

仙台の私の身近で、今年、10周年を迎えられた飲食店がある。

 

創業してから、何年間事業を継続できるかという企業生存率” なんて言葉も出回っているが、

10年続くって、スゴイことだなと思う。

 

ほんと、おめでとうございます!

 

 

人口10,000人あたりの飲食店数日本No.1沖縄県

 

急な来客対応などで、普段から色々と無茶なお願いをしていることもあり、

周年祭を開催されようが、されまいが、

極力、お祝いごとのタイミングには、顔を出すように心掛けている。

 

が、ここのところ、行ったり来たりで、すべての会にお邪魔するのが難しくなってきた。

どうやって時間を捻出するか?

極力多くの場所に行けるよう、どう組み立てるか?

が、今の悩みのタネである。

 

 

お逢いした皆さんも、数知れず。

今、楽しい沖縄ライフを送れているのは、そんな方々がいてくれたおかげだな~と、

つくづく、思う。

 

会社経営者や個人事業主として、

日々、奮闘されている様々な苦労、想い、これからの展開などの話を伺い、

色んな刺激を貰いながら、美味い酒を煽る。

 

業種は違えど、抱えてる問題とか、悩みとか、やりがいとかって、共通する部分も多いな、

と、感じられることは、自身のバランスを保つ上で、とても大切な時間。

 

「で、俺ってどうなの?」と、

冷静に自分を振り返ることができているのも、きっと、彼らがいてくれるからなのである。

 

 

 

「毎日、飲んでて良いですね〜」

 

 

そもそも毎日飲んでるわけではないのだが・・・

よく言われる、このセリフ。

そして、その後に続くのは、だいたい、次のくだり。

 

「最近忙しくて、全然飲みにも行けてないすよ」

 

 

し・ら・ん・が・な。

 

 

アナタと全く同じ、124時間という中で、

その時、誰を、何を優先すべきか、どこに行くべきかなどを判断して、

予定を組んでるんですが。

 

アナタのスケジュール管理能力がないか、

半日くらいボッーとしてるから、そんな時間も取れないんじゃないすか?

と、心の中で思うのである。

 

こういう方に限って、自分が幹事になったり、

仕切らざるを得ない状況になった際、慌てて、

「どっかオススメないですか?」と、一方的な、問い合わせしてくる。

 

この感覚って、なかなか伝えるのが難しい・・・。

 

 

 

ちなみに、

 

ぜひ行ってみて!とオススメしたい方”

一切、回答したくない方” 

 

違いは、こうである。

 

 

前者

・そもそも関心や興味があるので、 

   自分で、○○(ジャンル・エリアなど)へ行ってみたいという希望があり、

   緩やかにでも方向性が定まっている

 

・当然、ある程度調べられていて、

日付、時間、滞在エリア、人数や年齢、人間関係(家族旅行)など、

の具体的な情報をきちんと送ってくる

 

1回だけに限らず、来沖するたびに、

    その場所(店)に訪れ、すっかり店主の方と仲良くなっている

    そして、それを周りにも波及し、

    客が客を呼ぶ素敵なループになっている

 

 

 

後者

・何かしたいか、食いたいか、すべて、ノーアイデア

 

1ミリたりとも、自分で調べていない

 

「沖縄に行くんですけど、おすすめのお店ありますか?」が常套句。

日付、時間、滞在エリアなど、必要最低限の情報すら送ってこない

 

・人から情報だけもらって、後は、ノーレス     

  (そもそも行ったか行ってないのかも不明)

 

・たぶん、文面をコピペして、

    他にもいろいろ聞いているんだろうな的な

 

 

 

 

情報はタダではない。

オ・イ・シ・イ・ところだけ、頂戴

なんて、甚だ図々しい。

 

 

自分の時間・金・足を使って探しなさい。

人生、肝臓を張ってなんぼなのである。

 

なお、当店のお客様には徹底的に、

全力でサポートをするのは言うまでもない。

 

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エンターテイメントのこと。

 

 

 

国際通り」から1本入ると、そこは別世界。

 

地元民が訪れない場所「国際通り」。

今や、インバウンドの外国人で溢れかえり、

ホテルも建設・開業ラッシュである。

 

人口に占める飲食店の割合が日本一の沖縄。

国際通り1本奥に入るだけ。

そこには、バラエティ豊かな飲食店が軒を連ねる。

 

人口140万人しかいない地方都市で、

これだけたくさんのジャンルの店が徒歩圏内にひしめくのは、ここ、沖縄だけである。

 

―――

沖縄在住者あるある。

 

この時期、沖縄マジックに掛かった方々から押し寄せる「美味い沖縄料理を食いたい」というリクエスト。

毎年、それを打っては返し、打っては返し。

千本ノック状態。

 

「だ・か・ら、沖縄料理屋ってジャンルの店は、沖縄にはないの」

と、今年も、呪文のように唱え続けている。

 

沖縄料理屋。

三線の音色に合わせて、みんなでカチャーシー(沖縄特有の踊り)を踊ってオリオンビールを飲む。

それは、観光客のみをターゲットにした国際通り沿いの店だけ。

 

エンターテインメントとして作られたのもの。

 

ハワイにいって、フラダンスが見ながら食事が出来るハワイアンレストランに行くのと同じ。

もちろん、エンターテインメントショーとして、それを楽しみたい方にはおススメ。

ただし、ほとんどの場合、

 

 

 

「美味い沖縄料理を食いたい」という要件は満たしていない。

 

 

 

 

―――

では、「美味い沖縄料理を食いたい」という要望に対して、どうお応えをしているのか?

 

私は、うちなー食堂(沖縄食堂)をおススメしている。

離島を含め、沖縄県内各所に点在する食堂。

 

24時間営業しているお店もあり、腹一杯、観光客の皆さんが大好きな、チャンプルー料理が味わえる。

 

 

ひとつ、注意点としては、

ゴーヤーチャンプルー

「豆腐チャンプルー」

とメニューに表記があっても、それは、単品ではなく、定食。

もれなく、米と吸い物が付いてくる。しかも、結構なボリュームで。

 

それを知らず、居酒屋で単品メニューを頼むノリで注文し、

大量に出てきた、定食達を眺めながら

呆然としている観光客をよく見かける。

 

だから、おばぁが、

「そんなに食べられるの?」って聞いたのに。

沖縄のおばぁの言うことは、素直に聞くべしである。

 

ちなみに、観光客が大好き「海ぶどう」は、うちなー食堂には、置いていない。

 

地元民は、海ぶどうは食わない。

 

一切と言って良いほど食わない。

 

海ぶどうは、観光客用のもの。沖縄料理ではない。

もし、あなたが入ったお店に、海ぶどうがあれば、それは観光客向けのエンターテインメント店だと認識してもらってオッケーである。

 

―――

地元民のほんとのソウルフード

それは、沖縄そば

家でも食うし、外でも食う。

 

チャンプルー系は、家のご飯“というカテゴリーなので、わざわざ、外食した際にそれを頼むことはしない。

家では作らないもの、作るのが面倒なものを好んで注文するのが、地元民なのである。

 

そんな、地元っ子も通う沖縄そば屋にも、ここのところ変化が出てきている。

 

 

沖縄古民家風の外観。

ざわわ♪ざわわ♪ざわわ♪ざわわ♪

 

自然と脳内に、この音楽が流れ出す雰囲気

「これこれ、これが沖縄じゃん!」

という佇まいの沖縄そば屋。

 

「いらっしゃいませ」

 

お出迎えしてくれるのは、

沖縄のおばぁ、ではなく、はい、ネパール人。

 

うんうん、何も悪くない、誰も悪くない。

これも、時代の波。

 

都内はベトナム人が急増しているが、

沖縄はネパールの方が多い。

都内同様、コンビニのスタッフはそのほとんどが外国人。

沖縄の場合は、ネパール人スタッフがほぼ。

 

あんなに煩雑な業務を、

しかも日本語でやりとりしてこなすなんて、

ほんとに凄いなといつも感心してしまう。

 

ただ、沖縄そば屋で、沖縄感を味わってもらうには・・・ね。

そこだけは、沖縄の地元のおばぁが出てこないと・・・

と、ついつい苦笑いをしてしまうのである。

 

ちなみに、私の行きつけで、

ネパール人しかいない、タコ焼き居酒屋もある(笑)。

 

関西人ではなく、勤勉なネパール人スタッフが見事な手さばきでタコ焼きを焼いてくれる。しかも美味い。

 

これもまた、沖縄の新たな魅力なのかもしれない。

 

―――

昼飲みできる店も、那覇を中心に、急増中。

 

沖縄の地元民は、「沖縄料理屋」というエンターテインメントジャンルの店ではなく、

イタリアン、焼肉、寿司、フレンチ、中華、和食、スペインバル、韓国料理店、アメリカンダイナー、居酒屋などなどで飲んでいる。

 

そう、都内と何も変わらないのである。

 

一口で那覇と言っても、久茂地エリア、泉崎エリア、西町エリア、小禄エリア、

新都心エリア、安里エリアと、街によって特色が異なりそれぞれの街に、毎日飲み歩いても、回りきれないほど飲食店がひしめく。

 

都内と違うのは、そんな特色が異なる街を、歩いてハシゴ酒をすることが可能という点である。

 

那覇市内から、浦添市宜野湾市沖縄市などに足を伸ばすと、さらにその幅は、広がる。

 

「ホステス募集、ただし60歳以上」

の条件つき求人がデフォルト。

なかなかの香ばしさを放つ町、栄町(さかえまち)。

 

カラオケ唄い放題、泡盛飲み放題で2,000円。

昭和感満載のスナックが今も元気に営業する、普天間(ふてんま)。

 

米軍基地がすぐそこ。

アメリカンな雰囲気がムンムンの沖縄市などなど。

 

どう?聞いただけでも、ワクワクするでしょ?(笑)

 

「沖縄料理が食いたい」と言っている場合ではないことをそろそろ自覚していただきたいのである。

 

 

さてさて、今日も、ナイトディープダイビングに出かけるとしよう。

 

 

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避暑地のこと

 


夏、到来。

 

「沖縄に住んでいて良かった」

と最も感じられる季節。

 

青い空、青い海、これぞ沖縄だぜ!
という風景が拡がるシーズン。

 

ベテラン沖縄移住者、在住者であっても、この季節の沖縄はやっぱりいいな、
美しいなと、毎年感動する。

 

8月に入り、観光シーズンもピークに。

那覇空港に着いた瞬間、皆さんテンションが爆上がり。
いわゆる、‟沖縄マジック”に掛かった方達で空港はごった返している。

 

「やっぱ、沖縄あちっーぜぇ!!」

 

那覇空港に到着する方々の8割が発しているであろう、このセリフ。

 

あぁ、あの方もこの方も、早くも‟沖縄マジック”に掛かってしまっている。

皆さん、沖縄はどれだけ暑くても、32度を超えることはほとんどないのですよ。
最高気温は、内地(沖縄県外)の方が圧倒的に高いのよ。

 

‟沖縄マジック”に掛かった方達を横目に見ながらいつも心の中でそうつぶやいている。

 

ーーー
‟沖縄マジック”に掛かった方々が目指すのは、もちろん、海。ビーチ。

沖縄には、本島、離島とも無料のビーチがまだまだたくさんあるので、
レンタカーを借りて、お目当てのビーチに向かうなんてことが観光客デフォルト。

 

家族連れはもちろんのこと、この時期はひと夏の恋を求めた若者たちも。

沖縄女子、沖縄男子とのビーチでのあま~い出逢いを求めて・・・
なんていう血気盛んな若者たち。

 

 

 


素晴らしいね、若いって。

 

 

 


でも、おじさんから一言アドバイスを。

沖縄のビーチにいる、ビキニギャルと海パン男子は残念ながらすべて君たちと同じ観光客だ。

 

地元民は水着を持っていない。

 

地元民は日焼けを嫌う。

 

雨傘はささないが、日傘はバッチリさす。

 

これ、都市伝説ではなく、紛れもない、事実。

‟沖縄マジック”に掛かった方たちが無料ビーチで黒焦げになるべく、
表に裏に、焼肉さながら必死にひっくり返っている姿をみると、

 

「いやいや、マジで火傷するよ」

 

と、一人ひとりにやさしく注意して回りたくなる。

 

全身が真っ赤になって、日焼けではなく火傷状態で病院に行く人があとをたたない。
それだけ、この時期の沖縄の日差しは強いのである。

 

それもあり、沖縄の子供たちや学生は「泳ぐ」ではなく、部活着のまま、Tシャツや短パンでそのまま海に飛び込んで、「遊ぶ」。

 

しかし、社会人、大人になってビーチでパチャパチャ系の沖縄人は皆無。
特にお盆(沖縄では旧盆)の時期は100%の確率で沖縄の方は、海には入らない。

入っている人がいればそれは高い確率で内地から来た、我ら沖縄移住者だ。

 

どうしてもビーチで地元民と「仲良くなりたい」のであれば、水着ではなく日焼け対策バッチリの普段着でビーチに来ている女子を狙うべし。

 

ーーー
さて、無料ビーチでパチャパチャも良いが、
せっかく沖縄に来たからには、いろんな海を楽しんでほしい。

 

観光ガイド、メディアの影響等もあり、沖縄=慶良間(ケラマ)諸島、または青の洞窟というイメージがあるが、もちろん沖縄はそれだけではない。

 

ご存知、沖縄県は、縦に細長い。
南部、中部、北部それぞれで海を楽しめるポイントは山ほど存在する。

 

一口で、「海を楽しむ」と言っても、その楽しみ方は千差万別。
午前中だけ、午後だけ、海に出る。


ビーチから入る、ボートに乗って行くなんてことも可能だ。

沖縄の海をフルで満喫するには、専門のガイドやショップにアドバイスを求めた方が良い。

沖縄の海のコンディションは変わりやすい。
時期により、海況により、南部、中部、北部でベストなポイントを彼らに選んでもらうべき。

 

天気予報は見るが風予報や海況チェックまでする観光客はほぼ皆無。

 

「いえーい、明日も晴れだぜ」
「なんでこんなに晴れているのに、〇〇に行けないんですか?」

 

‟沖縄マジック”に掛かった方たちがよく発する言葉。

天気は良いが、海況がダメなんてことは往々にしてある。
沖縄の海を思う存分、満喫したければ、我々プロにお任せするのが一番なのである。
その日のベストな沖縄の海を彼らが楽しませてくれる。

 

今日の沖縄も晴天。31度。
さぁ、35度超え、猛暑のコンリートジャングルを抜け出し「避暑地の沖縄」へどうぞ。

 

 

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