ドルフィンおきなわのコラム

一年限定、月に2~3回、ゆるゆる更新。くすっと笑えて、ときどきダイビングのはなし。

ヤギのこと。

 


「 “ヒージャー” と “シージャー” だけは間違えるな」

 

沖縄に移住した際に、現地の同僚から貰ったアドバイスである。

私だけかと思いきや、移住者が割と指摘される “沖縄あるある” 的なもの。

 

それぞれ、うちなーぐち(沖縄方言)で、

“ヒージャー” =ヤギ

“シージャー” =先輩、年上の方、兄、姉 

を、表わす。

 

沖縄入りした方々をお迎えする際、

「沖縄の人って、ヤギを食べるんでしょ?」

と、聞かれることがしばしばあるが、誤解がないように先に言っておきたい。

 

・別に、毎晩、ヤギを食ってるわけではない。

・沖縄でも、ヤギ(料理)が苦手な方もいる。

 

代表的なヤギ料理は、 『ヤギ汁(ヒージャー汁)』 『ヤギ刺し(ヤギの刺身)』。

『ヤギ汁(ヒージャー汁)』は、 結婚・入学・卒業・引っ越し・新築など、沖縄で祝いごとがある際に食される、おめでたい食べ物。栄養価が高く、スタミナ食・滋養食として効能があると言われ、店で食べると、一杯1,000円以上する高級品。スタミナ・滋養食なので、結婚式で、新郎新婦に食べさせるという風習もあるらしい。

 

ヤギ汁は、癖があるものが多いので、

ヒージャー” 処女 “

ヒージャー” 童貞 "

の皆さんには、まず『ヤギ刺し』から トライすることをオススメしている。

 

汁に比べて、独特のニオイが少なく、 部位によっても異なるが、いわゆる、食感コリコリ系。おろしニンニク・おろし生姜・醤油等につけて食べる。

 

お店によっては、『ヤギの “睾丸” 』 を出してくれるところもあるので、

ふ・で・お・ろ・し・が・と・も・ぐ・い。 (筆おろしが、共喰い)

にならないよう、 “ヒージャー” 童貞の皆さんには、どうかお気を付けいただきたい。

 

また、飲んだあとの締めとしての需要も高く、ラーメンではなくヤギ汁を締めに食べる風習は那覇から離れるほど強く、ヤギ汁屋も夜中までやっている。

その時はぜひ温かいお茶で召し上がっていただきたい。脂分が強く、冷たいビールなどと一緒に食べると「だめだよ!脂が固まるさー!」とおばぁに叱られてしまうのである。

 

なお、那覇市内の都心を離れると、草むらや畑に、繋がれているヤギがいる。 その多くは、ペットとして飼ってるわけではない。

 

 

 

 

まあ、そういうことなのである。

 

 

 

 

沖縄の方は、目上の人をとても大切にする。

在学時代が被っていなくとも、同じ学校の卒業生であれば、“シージャー” は、絶対。

(私立等の一貫性の学校が少ないせいか?) 大学繋がりより、中学、または、高校の繋がりが強い。

 

「やー、何中ば?」

「○○中です」

「じゃ、○○知ってるね?あれ、俺の○○さ」

 

と、一気に距離が近くなり、必ずと言っていいほどどこかで人と人とが繋がってくる。

仕事で揉めていても同じ学校出身者だとわかるとスムーズに事が進む、なんてことも。

 

“シージャー” が絶対な分、めちゃくちゃ可愛がってくれるのである。(移住者としては、何とも羨ましい部分)。

 

そして、他の地域より同窓会も多い印象。 

告知方法は、道に掛かる横断幕。

 

『○○中学校 第○期生 同窓会開催』

 

日時・場所・会費等の案内とあわせて、個人情報ってなんですか?と言わんばかりの幹事のケータイ番号が載った、横断幕が道路沿いのフェンスに設置されている。

男女それぞれ幹事がいて、女性はカッコ付きで、旧姓を補足記載。

人通りの多い、というか、その学校出身者が多く通るであろうルートに設置されていることが多い。

 

SNSがこれだけ普及した今でも、横断幕を見た同級生等が、いついつにどこどこで、同窓会やるみたいよ~。と伝えていくケースが多いとか。

 

車社会の沖縄ならではである。

 

その珍しさのあまり、パシャパシャと写真撮影をしている観光客の方を、たまにお見かけするが、マスキングなしでのSNS拡散はご遠慮いただきたい。

 

沖縄への観光客は、リピーターが7割。

“俺、沖縄知ってるぜー” 臭ムンムンの、自称沖縄フリークの皆さん。

うちなーぐち(沖縄方言)を使うのは良いですが、調子に乗るあまり、誤って、 『“シージャー” 汁』 と、注文しないように、ご注意いただきたい。

 

「同じ中学出身だったら、ぶっ飛ばしてる」と、怒れらること間違いなしである。

 

 

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持ち物のこと。

 


シンプル イズ ベスト。

 

海外渡航の場合、荷物が少なければ少なくなるほど税関で止められて、あれやこれやと聞かれる確率が上がる。特に、那覇空港国際線の場合。

 

やっぱり、私、怪しいのであろうか。

 

もともと荷物は少ない方なのだが、一度、訪れたことがある場所に再訪する場合、

ほとんど手ブラに近い状態になる。

 

持っていくのは、カバン一つ。

  • 財布(カード&現金)
  • スマホ&充電器
  • ポケットwifi
  • ペン&メモ帳
  • マスク
  • サングラス
  • 文庫本
  • 自宅の鍵
  • 最小限の着替えと洗面道具
  • 洗濯洗剤(小袋2つ)

 

海外渡航の場合は、上記にプラスで、

  • パスポート&コピー
  • エアチケット

 

程度。

 

よほどの長期、または、ダイビングではない限り、大型スーツケース(器材)が登場することもない。

 

必要になれば、現地で調達すれば良し。

下着は現地で洗えば良い。

 

ただ、俗に言う、“バックパッカー” とはちょっと違う、と自分では思っている。

 

『宿を予約していない』

『なんなら、空港で寝る』

なんてことは、皆無。

 

弾丸が多く、時間を無駄にしたくないので、

当然、『何をするかもノープラン』ということはなく、

分刻みではないが、ゆるゆるでもない、

私にとって、ちょうどよい塩梅に予定を組んでいく。

 

『○日○時に○○で○○を食う』とまで、ガチガチには決めていかないが、

『滞在期間中、名物の○○は食いたいな』

『○○だけには、行っておきたいな』

くらいの目星は、付けていく感じ。

 

もちろん、現地の下調べ、それに伴う手配関係は事前にきっちりと行っている。

 

 

10代~20代前半の若かりし頃はかなり綿密に計画を立て、

“念には念を” ということで相当な荷物持ちだったが、

ひいこらひいこらと空港まで重い荷物を引っ提げるのが嫌になり、

そのうち、自宅から空港(または現地)まで荷物を発送するように。

 

「うぅーん、身軽」

「最初から送れば良かった、楽チン」

 

しばらくは、そんな風に感じていたが、荷物引取り&受け取りの日程調整の手間、

自宅で待機しなければならないという拘束感がある割には、

送ったものの、結局、使わないことが多く、

それもアホらしくなり、徐々に荷物が減っていった。

 

当時は、同じ場所に同じ期間、同じ目的で行くのに、自分より明らかに荷物が少ない友人を見て、

 

「え??荷物そんだけ?」

 

( “念のため” の想定してないでしょ?)

(後から、必要になっても知らないよ)

(困っても、ぜってぇー、貸さねぇー)

 

と、人として、“クズ” レベルのことを思っていたが、

そうなったらなったで、どうにかなる、というか、自らどうにかするもので、

今、振り返ると、彼らの方がすこぶるシンプル。

いろんな意味で自由度が高かった気がする。

 

荷物の多さ、ということではないが、歳を重ねれば重ねるほど、

極力シンプルでありたいな、と、思うようになってきた。

 

追われる毎日を送っていると、気が付けば、余計なものばかりが増えている。

そして、ここぞというときに、それらが足かせになる。

なんてことが、ある。

 

いつでも、身軽でフットワークの軽いオッサンでありたい。

 

 

そんな事を思った2019年の大晦日

 

 

みなさま、来年もよい旅を。

 

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いっぺーまーさんのこと。


いっぺーまーさん。

 

うちなーぐち(沖縄方言)で、 「とても美味しい」の意味である。

人口10,000人あたりの飲食店数、日本No.1の沖縄県

 

沖縄で最も盛り上がっているエリアのひとつ、 栄町(さかえまち)で店を構える 某オーナーシェフと、先日、こんな話になった。

 

私 「お客さんになんて言われたら、嬉しい?」 「うまい!とか、美味しい!とか、聞き飽きてるでしょ?」

 

Sシェフ  「そんなことないですよ」 「ふつうに、おいしかった、も嬉しいですよ」

 

私は、ほとんど、メニュー表を見ない。

「野菜が食いたい」 「チーズ系、ガツガツの濃い目」 「カラダが魚を欲している」

と、その日の気分と体調で、 なんとなく、ほしいものの方向性だけを伝え、権限委譲。

気心が知れているお店では、 大将・シェフにすべてをお任せをし、 その日のオススメを出してもらうのが、 最も良いと思っている。 (そして、それは、ある意味での戦い)。

 

また、それを実現してくれる 素晴らしいお店が、たくさん存在する。

 

まさに “めんどくさい” を絵に描いたようなオッサン。 だからこそ、「うまい」とか「美味しい」とかありふれた言葉ではなく、 それらを超越するような、戦いの勝者に敬意を示す、 『キラーフレーズ』を開発したい と、つねづね、思っている。

 

どんな忙しいシェフでも、 その言葉が聞こえると、思わず、 「え!?(ビックリ表情だけど、ちょっと顔は笑っている)」 と、振り返ってしまうような、爆弾的なもの。

「味の宝石箱や~」by ©彦摩呂先生 を超える、インパクトのあるもの。

 

しばらくの間は、「天才」という言葉を使っていたが、 あまりに乱用しすぎて、それが癖になってしまい、「なんかそれ、ちょっとバカにされてる感じがする(笑)」

と、某和食店の大将から苦言を呈されてしまった。

 

(・・・たしかに。これは、急務だな)

 

それ以来、新ワード開発プロジェクトを発足し、 同案件のクローズを急いでいる。

 

一般的には、 『本当においしいものに出逢った時、人は言葉が出ない』 と、聞く。

私はそこまでの境地には達していない。 悟りを開くにはまだまだ時間が掛かりそうだ。 (そもそもグルメライターでもないし)。

 

上記を含め、以下の4パターンの導入を検討。 しかし、私に当てはめて考えると、 いまいち、パッとしないので、 今回は、すべて見送りすることにした。

 

  • その① 『言葉が出ない(と、あえて口に出して言う)』

完全に逃げている。 語彙力の無さを棚に上げている感じがして、 今後、自身の成長が見込めない。 はい、見送り。

 

  • その② 『黙って、一筋の涙を流す』

怖い。 オッサンの静かな涙ほど、恐ろしいものはない。 はい、見送り。

 

  • その③ 『うぅぅぅぅ~(擬音語で唸る)』

呪われそう。 もしくは、 「とうとう、コイツ発作でも起こしたか」と思わそう。 はい、見送り。

 

  • その④ 『(うんうんうんうん)と、ひたすら、うなずく』

首が腱鞘炎になる。 はい、見送り。

 

 

Sシェフとのアイデア出しの結果、

 

「宇宙!」

「負けた」

「お手上げ」

「もう、降参」

「エロい」

 

と、新しい候補者たちが登場してきた。 これは、急いで、選定緊急会議を招集しなければ、である。

 

そして、この日も、Sシェフに軍配。

『これでもか!のチーズ祭り』に、 ③のパターン(アレンジヴァージョン)で、 思わず、唸ってしまった。くわばら、くわばら・・・。

 

Sシェフ、「負けた」。 くわっち~さびたん!(ご馳走様でした!)

 

ちなみに、沖縄の方が「いっぺーまーさん!」と 日常会話で使っているシーンは、一度も見たことはない。

 

ふつうに「おいしい」「美味い」と言われている。

 

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猫のこと。

再び、東京から沖縄へ。

 

「わー!」「きゃー!」「うぉー!」

毎度おなじみ、離陸時の大歓声・拍手喝采

この時期、7割程の確率で、修学旅行の学生さんと同じ便に乗り合わせる。

今回も然り。あぁ、初々しい。

 

私が、そういう星の下に生まれてきたのであろうか、

昔から、小さいお子さん連れのご家族、または、母子お二人と隣席になることが多い。

 

「子供は泣くのが仕事、文句を言うのは筋違い」

「ギャーギャー喚く、子供を飛行機に乗せるな」

 

心が狭いだの、広いだの、大人げないなど、

飛行機の子供ネタになると、だいたい、そんな論争になりがちだが、

正直、私は、どっち派でもない。

 

「いぇーい、貴重な睡眠タイム!」

でもなければ、

「さぁ、雲と空と夕陽の撮影タイム!」

でもなく、

着席と同時に、予め、機内でやるべし!

と、決めてきたタスクをこなすための“作業モード” に集中してしまうからである。

 

そして、泣く泣かない以前に、ほとんどの場合、フライト中、なぜか私は、

じっーーーーーーと、子供に観られてる。

 

時には、前列シートの隙間から、

時には、通路を挟んで、隣の席から、

時には、後方座席の上部から、

 

「へぇ、世の中に、こんなオッサンがいるんだ」

 

と、言わんばかりの、何とも言えない表情で、

ひたすら、じっーーーーーーーーと、

眺められているのである。

 

いつも視線を感じ、顔を向けると、可愛らしい子供の顔が、目が。

たまに、手なんかも伸びてきて、さすがにこれには、ついつい、ニヤニヤしてしまう。 

 

この『機内子供視線釘付け事案』と、似たようなケースで、街を歩くと、

犬猫の視線を、わりと引き寄せている気がしている。

 

沖縄は、町中に、猫(野良を含む)が溢れているのだが、

なぜが、私に、猫が寄ってくる。

 

ベンチに座って、スマホをいじっていたり、人待ちしている時に、

「まいど、お待たせ!」と言わんばかりに、ひょっこりと、膝の上に乗ってくる。

 

私がダイバーということもあり、魚類の香りでも漂っているのだろうか?

(ここ最近、潜ってないけど)

もしかして、ケツに、グルクン(タカサゴ)でも挟まっているのではないか?

と、思わず確認してしまうほどである。

 

先日も、犬猫を飼われている友人宅にお邪魔した際、

『家政婦は見た ©テレビ朝日

by 市原悦子バリの熱い視線を感じ、振り返ると、

友人夫妻の愛猫とバッチリ目があって、たまらず爆笑してしまった。

 

ちなみに、私は、自宅で動物は何も飼っていない。

 

残念ながら、飼育放棄による、捨て犬・捨て猫

迷子、放し飼いなどの理由により、沖縄県では毎年、約5,000頭の犬猫が殺処分されているそう。

 

2005年度、2009年度は、全国最高頭数。

2011年度は、6,262匹と全国ワースト4位。

(08年度〜13年度の5年間で48%まで減少)

『殺処分』って言葉自体が、何だか、酷い、悲しい響きだなと。

 

 

「◯日に、有給いただきます。猫の面接のため」

というおかしな話を聞いた。

 

「ん??猫の面接??」

てっきり、私の聞き間違いかと思い、後日、詳細を聞いてみると、

動物可の賃貸物件へ引越しする際、本人ではなく、

『動物と大家さんの面接が必須』という、マンションだったらしい。

 

大家さんは、動物と会話できる!?そうで、

猫と1対1での面接。

同席はしたものの、あくまでも、保護者として参加。

終始無言で終了。

 

「うちのマンションの方針に、合っている」

ということで、見事、合格。

無事に、入居可となったそう。

 

(以前の)自宅前に捨てられていた子猫を拾ったが、

動物不可の物件だったので、引っ越しを決意。

不動産屋を駆けずり回って見つけた場所がそこだった。

 

「たぶん、そのへんをアピールしてくれたんだと」

「猫語は、喋れませんが、そんな気が(笑)」

 

そう笑いながら話す。

何だか気持ちが、ホッコリした。

沖縄も、こんな人が増えれば良いな。

 

その大家さんに逢いに行ってみたい、と思った。

 

 

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コラーゲンのこと。

 

諸々、終えて沖縄へ。

 

 

羽田空港で、おそらくこれから沖縄出張に行かれるのであろう

キャリアウーマンらしき女性2人が、『テビチ』について熱く語られていた。

 

磯野貴理子を縦に伸ばして、2回くらい洗濯。

天日干しして、アイロンをかけた感じ。の美しいご婦人。

 

新小岩あたりの喫茶店で、ナポリタン大盛りに

粉チーズを山盛りかけてそうな感じ。の美しいご婦人。

 

 

(そういや、今週、久々に『テビチ』食ったな)

と、思い出しながら、家政婦のごとく、市原悦子気分で耳を澄ませていた。

 

 

貴理子

「見た目は、ちょっと・・・だけど、美味しいよ」

 

ナポリタン

「足でしょ?味の想像がつかない〜」

 

貴理子

「コラーゲンの塊だから、絶対食べるよ」

 

ナポリタン

「女2人で、豚足くださいって注文するの?」

「ちょっと恥ずかしくない?」

 

貴理子

「テビチください、って言えば大丈夫」

 

 

 

 

 

テビチ、テビチ、テビチ。

 

 

 

 

 

『テビチ』=『豚足』

と、訳されることが多いが『テビチ』は、料理名。

『手引き』の訛りで“煮込み料理” を意味し、本来、豚足という部位そのものを表す

言葉ではないらしい。

 

正確には、『テビチ』ではなく『ティビチ』。

豚足を “使わない” 煮込み料理も、『ティビチ(ウティビチ)』と言い、

豚足の煮込み料理は、『足(アシ)ティビチ』と呼ぶそう。

 

また、同じ豚足でも、

足先(ヒヅメ)の部位だけを指す『チマグ』と呼ばれるモノもある。

 

 

 

 

 

たかが足、されど足。

意外に、ややこしい。

 

 

 

 

沖縄で豚足は、おでんや汁物、煮付け料理にして楽しまれていることが多いが、

私は、“焼き” か、“揚げ” もオススメしている。

表面カリッカリ、酒のアテとしては抜群。骨付きで提供される。

 

 

ナポリタン

「へぇ〜、テビチって言うんだ!」

 

 

貴理子

「去年行った時は、6頭分位、食べたかも」

 

 

貴理子さん、ナポリんさん、思う存分、豚足に、むしゃぶりついてください。

 

今回は、頭数二桁超えされることを陰ながらお祈りしております。

 

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浅はかさのこと。

 


 

『ちゅら○○』 『○○ちゅら』 ネーミングが、浅はか過ぎるこの傾向。

 

某エアラインによくお世話になるが、 沖縄行きの機内で希望者に配布された、 例の冊子も『ちゅら○○』。 果たして、『ちゅら○○』という、 アホのひとつ覚えワードに “沖縄感” を 感じている観光客は、 一体、どれくらいいるのだろうか。

 

『ちゅら』は、「美しい」という意味で使われることが多いが、 本来『ちゅら』=「清い」という意味。 心が清い人などに「心がうつくしい」 という表現で使っていたらしい。 本来のその言葉が持つ、素晴らしい意味合い を理解して使っているだろうか。疑問である。

 

この手の浅はかネーミングをつける企業は、 業種業界問わず、東京等で話題になったものを、 ほぼ何の調査もなし、スルーで沖縄に落としてくる。

 

「イケイケドンドン進出パターン」 もしくは、 どこかの事業フレームをパックンチョして、 サービス・商品の名称だけを微妙にアレンジ。 さも、自分たちで新たに企画・開発したモノ!のようにして、自信満々で売り出しちゃう「パクリ沖縄企業パターン」

このどちらかが、多い気がする。 「え?これの何が新しいの?」 「何年前のサービス?」 「名前が違うだけじゃね?」 無駄にリリースを出し、暇ネタで困っているメディアに取り上げられ、大きく勘違い。 そして、胡散臭さムンムンの 輩 たちに、その臭いを嗅ぎつけられ、 「よろしければ、コンサルに入りましょうか?」 と、キラーワードを耳打ちされる。 そして、あっという間に、 「深く感銘を受けました」「ブレーンとして認定させていただきます」「ビバ!ノマド!」 と、汚染されてしまう。

 

気がついたときには小金を持って、彼方へドロンしており、泣く泣くサービス撤退へ。 この度は、ご愁傷様でした。 お宅の社員これからどうしまんの? という、実に痛々しい負のループが、 ぐるぐると巻き起こっている。

 

そこまでして、 “沖縄感” を演出するネーミングが必要なのだろうか。 仮に必要だとしても、他サービスと差別化するなら、 私は『ちゅら○○』という選択肢は、まず考えない。 (そもそも清くもないし・・・むしろ、薄汚れてる) “沖縄感” を表現する文言は、他にもあるはず。 それも、誤った沖縄のイメージを与えないことが大切。 で、ちょっと、考えてみた。

 

●青い空 → 晴天率低い

●毎晩朝まで飲んでいる → 飲んでない

●時間にルーズ → 普通に出勤

●年中海で泳いでいる → 夏だけ

●酒は泡盛→ 日本酒・ワイン・バーボンetc

●めんそーれ → 「いらっしゃいませ」

●みんな三線が弾ける → 弾けない

●暑い → 夏は全国の方がよっぽど暑い

●長袖は着ない → 冬は着まくる

首里城→ 行かない

ゴーヤーチャンプルー → 夏だけ。フー・ソーミンも食う

●サーと語尾に付ける → それって日本語ですか?

●ビールはオリオン → アサヒ・キリン・サントリー・サッポロ

 

そして、怒涛の4連発

●パイナップル → はい、食わない

●マンゴー → はい、食わない

●ちんすこう → はい、食わない

海ぶどう → はい、食わない

 

こう並べてると、

他の地域とさほど何も変わらない気がする。

 

さて、どうするか。

沖縄の日常会話で溢れているリアルなもの。

ジャンル問わず、ザザッと書き出してみる。

 

でーじ

しに

だからよ

タマン

ミーバイ

ポーク

Cランチ

霧の紅茶

島(酒)

揚げ物

ビーチパーリー

魅川憲一郎

 

商品名・店名・個人名は、さすがに除くとして、

●でーじ、しに、だからよ ・・・日常うちなーぐち候補者

●タマン、ミーバイ ・・・沖縄も魚獲れるし、食いますけど 候補者

●Cランチ ・・・私、うちなー食堂の社長的ポジションです 候補者

●ポーク ・・・スパムは、ホーメルフーズさんの商品名でっせ 候補者

●ビーチパーリー・・・ 夏の定番はこれでしょ 候補者

 

以上に絞られた。

 

一次選考の結果、 『しに』は、ちょっと響きが怖がられそうなので却下。

『Cランチ』は、ABCランチ問題に発展するので却下。

『ビーチパーリー』は、夏だけなので却下。

 

残る候補者は、5名。

『でーじ○○』 『だからよ○○』 『タマン○○』 『ミーバイ○○』 『ポーク○○』

 

では、実際に当てはめてみよう。

 

・タマンのバター焼き

・ミーバイの煮付け

・ポークたまご

 

まずい、どうしても料理名になってしまう。

 

『タマン』『ミーバイ』『ポーク』候補者は、残念ながら、ここで落選。

 

 

最終決戦は、『でーじ』or『だからよ』

 

さて、その勝者は、 ♪ ダカダカダカダカ…(←ドラムロール)

 

デンッ!

 

言葉の汎用性、使用頻度を踏まえ 『だからよ』候補者の優勝!

 

急増中のインバウンド観光客も考慮。

今後のグローバル展開も睨んで、横文字に。

 

『DAKARAYO』

『OKINAWA DAKARAYO AQUARIUM』

『DAKARAYO MANGO』

『TOYOSAKI DAKARAYO BEACH』

 

無理矢理感満載だが、いかがだろうか。

(浅っ!まだまだ修行が足りない。「だからよー!」)

 

 

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貞子のこと

10月に入り、 

沖縄も、朝晩は、いくぶんか涼しくなってきた。

 

夏の風物詩?『路上寝』姿を晒す人たちも、段々と減ってくる季節だ。

 

 

「沖縄は凍死しないから」

(冬はそこそこ寒いので、そんなことはない気もするが)

 

「終電文化がないから」

 

オトーリがあるから(※)」

 

 

特に夏場は、ヘベレケになって

車道や歩道で眠ってしまっている “ネムラー” の方をよくお見かけする。

 

公園や駅のベンチではない。

あくまでも、“ネムラー” の聖地は『路上』である。

 

 

ちなみに、この『路上寝』。実は、道路交通法76条違反。

『道路における禁止行為』に該当し、

違反者には、5万円以下の罰金が科せられるそう。

 

罰金よりも何よりも、路上寝によって車との接触死亡事故も毎年後を絶たない。

 

 

オトーリがあるから(※)」

の、宮古島警察署では、2012年頃から、『路上寝』パトロールを強化し、

該当者には『警告書』を出しているらしい。

 

 

オトーリ(御通り)は、宮古島で行われる飲酒の風習。

その日の参加者の中の『親』が、立って口上を述べた後、

同じ杯に酒を注ぎ、隣の参加者に渡す。

注がれた酒を飲み干し、杯を黙って『親』に返す。

『子』は『親』から受けた杯を一気に飲み干さなければならない。

『親』と『子』が延々変わり続け、ひたすら飲み続けるという地獄のイッキ飲みの風習で、ついつい深酒してしまうという流れ。

 

 

 

 

私が目撃した中で、

最も強烈だったのは、『貞子3D~沖縄路上編~』。

 

雨がザーザーと降る、深夜27時。

路上に、天を仰いでいる、とある物体が。

 

恐る恐る近づいてみると、

口を全開に開き、空に向かって寝ている、20代女性の姿。

 

ご自慢のロングヘアーが、貞子ばりに

顔面や路上にベッタリと貼りつき、

白地のスカートも半分めくれ上がっている。

気持ち薄目で白眼を剥き、今にも口から魂が出て行きそうな面持ちだ。

 

「え?ご臨終系?」

「彰晃さん?ポア中?」

「リング? 3D続編撮影中??」

 

我々は、某店の周年祭のお祝いを終え、

男女数名で、移動している最中。

 

沖縄は狭いもので、そのうちの1人が、

この貞子さんと知り合いだったので、

すぐに、彼女を叩き起こし、タクシーに乗せた。

 

沖縄とて、『路上寝』は、財布等が盗まれる可能性もある。

 

『立つ鳥跡を濁さず』

 

せっかくの沖縄旅行。

醜態を晒すほどの飲酒、“貞子3D” の撮影は、お控えいただきたい。

自戒の念を込め・・・。